この記事の内容は?
CodeCamp(コードキャンプ)は色々なコースがある
2016年5月現在のCodeCamp(コードキャンプ)
この1年間でかなえり増えました。なのでこれからも増えていく気がしています。
増えすぎて初心者にはわかりにくくなっている部分もあると思いますので整理してみます。
パッケージコースと単科コースがある
すべて並べると下記のようなコース構成になっています。
単科コースをいくつかまとめたのがパッケージコースです。
パッケージコース
マスターコース
スタンダードコース
Java&Androidアプリ開発コース
Webデザインコース
WebデザインLiteコース
単科コース
HTML5/CSS3コース
JavaScriptコース
PHP/MySQLコース
WordPressコース
iPhoneアプリ開発コース
Androidアプリ開発コース
Javaコース
Bootstrapコース
Photoshopコース
Illustratorコース
初心者がプログラミングを学ぶにはまずはこの3つを区別!
今人気で波に乗っているCodeCamp(コードキャンプ)ですが、コースが増えて初心者には理解しにくくなっているのも事実だと思います。
なのでまずはこの3つのコースを抑えてください。
●HTML5/CSS3コース
●JavaScriptコース
●PHP/MySQLコース
それぞれのコース(言語)は利用シーンが異なります。WEBプログラミングの言語って1つだけかと思っていたら、実は違うんですね。目的に応じて言語を使い分けるのがWEBプログラミングなんです。これは全然知りませんでした。
元々CodeCamp(コードキャンプ)はこの3つのコースを柱としていました。その後、成長に伴い次々にコースが追加されていった背景があります。
昔はコースの種類も少なくシンプルでしたので完全初心者の私でもはじめは頭のなかがごちゃごちゃしていましたが、CodeCamp(コードキャンプ)の説明を何度も読むうちになんとかそれぞれのコースについて理解することができました。
では、それぞれについて簡単に解説します。
HTML5/CSS3コース
これはWEBプログラミングの最も基本となる言語になります。
簡単なWEBサイト制作であればこのHTML5/CSS3コースで満足できます。
HTML5はWEBの最も基本となる言語です。サイトのタイトルや文章、リンクやメニューの文字など記述します。
この段階では文字を大きくしたり色がつけたりといったことはしていません。魅力的なデザインにするためにCSS3という言語を使用します。
このCSS3で文字や背景や色をつけたり、サイズを大きくしたり、枠をつけたりといったデザインができます。
HTML5でサイトのベースをつくって、CSS3でデザインするという役割分担です。
このコースがわかると、簡単なWEBサイトは作成出来るようになります。また、ひと通り基礎が理解できるため、一般のブログサービスなどのちょっとしたデザイン変更などもできるようになると思います。
JavaScriptコース
これはHTML5/CSS3を理解した上で使用する言語になります。
HTML5/CSS3コースでは”簡単な”WEBサイトは作れるようになります。これにJavaScriptが加わるとよりWEBサイトを魅力的にすることが出来ます。
ひとことで言うと動きのあるサイトが作れるようになるのです。
タブで画面を切り替えたりや、アコーディオンのようにメニューをビヨーンと開いたり、スライドショーのような画像を自動的に切り替えるような仕組みといったように、サイトに動きを加える事が出来ます。
現在だと多くのWEBサイトにこのような機能が使われおり、現在のWEBサイト制作には欠かせない言語です。AppleやAmazonを見てもわかるように色々なところで動きのあるデザインが使われていますね。
JavaScriptコースでは最終的にWEBブラウザ上で動くルーレットアプリが制作できるまでになります。
また、JavaScriptをより簡単に扱うためのjQueryという言語についても学習することができます。これが本当に便利で、JavaScriptをより少ないプログラムコードで使用することが出来ます。近年のトレンドなので使えて損はありません。
HTML5/CSS3コース、JavaScriptコースがパッケージになっているのが「スタンダードコース」となります。単体で受講するよりもパッケージの方が安く受講できます。
PHP/MySQLコース
最後のコースです。これもHTML5/CSS3を理解した上で使用する言語になります。JavaScriptは知らなくても基本的には大丈夫ですが、WEBプログラミングというのは複数の言語を行ったり来たりする世界のため、JavaScriptも理解しておいたほうが良いことは間違いないです。
PHP/MySQLで何が出来るかというと、「サービス」が作れるようになります。サービというのは会員ページのあるようなサイトや、掲示板、またツイッターのような仕組みを言います。デザインだけでなく機能も提供できるようになるのがPHP/MySQLコースです。ショッピングサイトの在庫管理や、美容室の予約システムなどもこれに含まれます。
これが出来るようになるとホントに世界が広がります。
以上が、3つの基本コースの解説になります。
初心者の方はまずこの3つのコースの位置づけを理解してください。
私はこれらのコースがパッケージになった「マスターコース」を受講しました。講師の方にマンツーマンで丁寧に教えていただいたおかげでコース終了後すぐにWEBプログラマーに転職できました。
CodeCamp(コードキャンプ)はマンツーマンで効率よく学習できるため、やる気があれば間違いなく自分を変えることが出来ます!完全初心者の私が変われたくらいですので、これは間違いないと思います。
あのとき思い切ってマスターコースに申し込んだ自分に拍手を送りたいです。
その他のコースは?
上の3つのコースを押さえると各コースの理解が早いと思います。
WordPressコース
WordPressというのはプログラムを書かなくても簡単にWEBサイトやブログを作れてしまう今人気の無料のサービスです。
個人のブログから企業サイトまで様々なWebサイトを作成できるすごいサービスです。色々なデザインが無料で提供されているため、デザインに自身がなくてもかなりスタイリッシュなサイトが作成できます。またプラグインも豊富で、必要に応じて追加することが出来ます。ショッピングサイトなんかも作れてしまうすごいサービスです。
このWordPressコースは上記のHTML5/CSS3コース、JavaScriptコース、PHP/MySQLコースとは関係なく受講することが可能です。完全プログラム初心者でも受講可能です。WordPressの使い方、サイトの構築、設定方法に重点を置いているのでプログラムは書けなくても大丈夫です。手っ取り早くサイトを公開できるようになりたい方にはうってつけのコースでしょう。
WordPressは慣れてしまえばなんてこと無いのですが、初めの操作方法で戸惑う方が多いはずです。ですのでプロの講師の方にマンツーマンで手とり足とり教えてもらえるのは嬉しいですね。ホントWordPressで戸惑うのは最初だけでしょう。ここを乗り越えるためにCodeCamp(コードキャンプ)を利用するのは賢い選択だと思います。
このコースではレンタルサーバーでWordPressを公開出来るようになるまでサポートしてくれるので、初期設定に自身がなくて手が出せない方には間違いなく有益なコースとなると思います。
参考書としては「いちばんやさしいWordPressの教本人気講師が教える本格Webサイトの作り方」を使用します。
ちなみに、色々と慣れたりわかってくると、細かいところを修正したくなる人もいるかもしれません。そんな場合はやはり、上記のHTML5/CSS3コース、JavaScriptコース、PHP/MySQLコースを知っていると自由度が広がります。特にWordPressの内部システムはPHPで書かれているため、PHP/MySQLコースを受講していると、色々とカスタマイズが捗ると思います。
繰り返しになりますが、プログラムを書かなくても短期間でサイト公開までもっていけるのがWordPressコースになります。
近年爆発的に利用人口が増えているサービスですので知っておいて損はありません。
Bootstrapコース
最近登場したコースです。
HTML5/CSS3の知識がある程度ある人には有益なコースです。
逆にHTML5/CSS3を知らない人はいきなり受講しても得られるものは少ないと思います。
今人気のBootstrapはWEBサイトで使用されているボタンなどのパーツを手軽にデザインできる強力なツールです。CSSフレームワークといいます。
Bootstrapで用意されている部品をCSSを使って利用していきます。簡単におしゃれなデザインにすることができます。
WEBのトレンドなので知っておいて損のないでしょう。
レスポンシブデザインといって、PCやスマホなど様々な端末で表示した場合にも崩れること無くキレイに表示されます。
単純にHTML5/CSS3でサイトを作成すると、このレスポンシブ対応というのが意外に時間かかるところではありますので、ここに時間をかけずさくっといけるのは嬉しいですね。
WebデザインLiteコース
このコースはプログラミングは全く関係ありません。Webデザインで頻繁に使用するPhotoshopとIllustratorについて基礎的な操作方法や基礎知識からWebデザインに必要な知識まで体系的に学びます。
WeBデザイナーを目指す方には必須の知識です。
Webプログラマーの転職に成功した私ですが、Webサイト制作の案件の際にはこれらのツールを使用することも多いです。サイト制作で使用する画像データがこれらのツール専用であることも多いからです。ですので、Webデザイナーを目指す方の他、Webプログラマーを目指す方にも有益なコースです。
ただ、まずはプログラミングを習得したい方は、プログラミングに集中したほうが良いというのが私の考えです。気持ちが分散するのは避けた方よいです。まずはがっつりプログラミング習得に全力で取り掛かってください。余裕ができた時にPhotoshopとIllustratorのことは考えたほうが、トータルで考えたら効率が良いと思います。
Webデザインコース
Webデザイナーの需要としては、やはりPhotoshopとIllustratorを使えるだけでは弱くて、プログラミングを理解しHTMLやCSSを使ってWebサイトのレイアウトや装飾を行えなければなりません。そのような人材を目指す方にはおすすめのコースです。
PhotoshopとIllustratorに加え、上で紹介したHTML5/CSS3、JavaScript/jQeryも学習します。ここが習得できればおしゃれな画像も作成できて、さらにそれを使ってWebサイトを構築出来るようになり、そして動きまでつけれるようになります。ちゃんと本気でフロントエンジニアを目指す方には持ってこいのコースでしょう。
Photoshopコース
Photoshopについての単科コースもあります。ピンポイントで学習したい方には良いですね。
基本的にPhotoshopは写真などの画像に対する処理に向いています。
Illustratorコース
PhotoshopコースがあるのですからIllustratorコースもあります。これも嬉しいですね。
基本的にIllustratorはロゴ作成などに向いています。Illustratorで作成すると画像を拡大してもが荒くなること無くキレイに拡大されます。
iPhoneアプリ開発コース
これまでとはガラッと変わります。
このコースはiPhoneやiPadといったApple社のiOS端末でのアプリ制作を学習します。
上で紹介したコースとは関連がないので全くの別物として考えてください。
Apple社によって開発されたプログラミング言語「Swift」を使ってiPhoneアプリ開発を学習します。
受講にはMacが必用になります。WindowsのPCでは受講できないので注意が必要です。
授業の参考書としては「絶対に挫折しない iPhoneアプリ開発「超」入門【Swift & iOS8.1以降 完全対応】」を使用します。
Androidアプリ開発コース
こちらはAndroidアプリの開発が学習できるコースです。iPhoneアプリ開発コースと対を成すようなコースですね。
言語はJavaを使用します。最終的にはアプリ公開までレッスンしてもらえるため開発から公開まで一通り流れをつかめます。
授業の参考書としては「はじめてのAndroidアプリ開発―Android4対応版」を使用します。
Javaコース
こちらは「Androidアプリ開発コース」からAndroidアプリの部分を抜いたコースになります。
Java言語の習得コースです。JavaはウインドウアプリケーションやWebアプリケーションなど、コンピュータで動作する多様なプログラムを開発することができます。
このように大規模なWEBシステムやAndroidアプリ開発など様々な分野に利用されるJavaですが、汎用性の高いプログラミング言語であることから、世界中で最もニーズの高い言語の一つです。
授業の参考書としては「スッキリわかるJava入門 第2版」を使用します。
Java&Androidアプリ開発コース
こちらは上記の「Androidアプリ開発コース」と「Javaコース」がパッケージなったお得なコースです。
おわりに・・
以上がそれぞれのコースの位置づけと紹介になります。
少しでも初心者の皆さんの理解に貢献できれば幸いです。
上でも紹介しましたが、WEBプログラミングに興味があるならまずは基本の3コースであるHTML5/CSS3コース、JavaScriptコース、PHP/MySQLコースを押さえてください。(スマホアプリやデザイン重視なら押さえる必要はありません。)ほんとやる気さえあれば十分スキルを習得できると思います。是非頑張ってください。
コースの内容や、レッスンについてわからないところは無料体験レッスンの40分間で徹底的に質問しましょう。講師の方はびっくりするくらい優しいので何を聞いても怒ったりしません(笑)ので安心してください。恥ずかしがり屋の私でも大丈夫でした!