先週の4月11日(水)に惜しまれつつも有料化したAidemy(アイデミー)ですが、バーチャルYouTuberを動画教材のトレーナーに起用するとのこと。こんな感じでサービスが成長していくとは思っていなかったので驚きました。狙い的には「講師の属人化と多言語展開の課題を解消」のようです。
ちなみに、Aidemy(アイデミー)はPythonの基礎からディープラーニングまで、PCの環境構築なしで学習を始められるAIに特化したオンラインのプログラミング学習サービスです。
リリース当初から話題ですね。
この記事の内容は?
バーチャルYouTuber起用の背景
なぜAidemyがバーチャルYouTuberとオンライン学習なのか?ということに疑問がある方も多いはず。
背景としては、
- バーチャルYouTuberを起用することで、動画教育サービスが抱える、講師の属人化と多言語展開の課題を解消したい
- 代表取締役のTwitterで『AidemyでバーチャルYoutuberによるAIの講座を受けたい人はRT』という旨でツイートしたところ、ツイートから24時間以内に500RT以上を達成→ニースがあると判断
という感じらしいです。
500RTは話題になってるからRTしたという人もいると思うので考えないにしても、「講師の属人化と多言語展開の課題」という視点からスタートした企画のようです。
同じオンラインでコードを打ちながら学習を進めていく学習サービスのPyQやProagteもそうですが、Aidemyも基本静止画ベースの学習スタイルですからね。動画になればもっとわかりやすくなると思います。
こんなイメージらしい
AidemyとバーチャルYouTuber掛け合わせるとこうなるらしい。
下の画像は動画学習のイメージです↓
なるほど、わかりやすそうな気がする。
バーチャルYouTuber起用のメリット
先程紹介した「講師の属人化と多言語展開の課題」の詳細についての説明です。
1. 同じ講師のコースを長期的に提供できる
従来の教育サービスでは、人気講師に生徒が集まる傾向があり、講師が退職した際に生徒も移籍するなど、生徒が定着しない、経営が安定しない課題がありました。バーチャルYouTuberを起用することで講師の属人化を防ぎ、長期的に安定した講義の配信が可能になります。
2. コースの多言語化が容易になる
Aidemyは英語版のリリースを予定しています。従来の日本人講師による動画授業は、英語圏の方には親和性が低く、さらに吹き替えが難しいという問題点がありました。バーチャルYouTuberを起用することで声優の吹き替えを変更するだけで、英語版の配信が可能になります。
オーディション概要
オーディションをするようです。
バーチャルYouTuberトレーナー オーディション概要
- 4月16日より「Aidemy」バーチャルYouTuberトレーナーオーディションを開始
- 採用されたバーチャルYouTuberには実際にAidemyの動画教材のトレーナーとして活躍していただく
- 合わせて、バーチャルYouTuberの動画制作を支援いただけるデザインファームも募集
募集詳細
- 募集期間:2018年4月16日(月)〜5月2日(水)
- 結果発表:5月上旬を予定。弊社にて選考の上、追って連絡
- 募集内容:「Aidemy」が開発中の動画教材のトレーナとなるバーチャルYouTuberや声優、並びに動画の制作を支援するデザインファームを募集
- 募集要項/応募条件:企業・個人問わず応募可能
詳細はAidemy公式サイトをご確認ください。
下記ボタンからご確認ください。
おまけ:Aidemyにはプレミアムプランもある
あまり知られていない気がしますが、Aidemyには集中的な8週間のマンツーマン訓練で最先端のAIエンジニアを目指す学習コースもあります。無料カウンセリングもあり、こちらも好評のようです。あわせてご確認ください。