こんにちは。ぽんぽこです。今回は10歳から「スクラッチ」と「Python」教えているママさんのインタビューを紹介します。
このシリーズでは、子どものプログラミング教育に関して実際にお子さんに「何かしらの教育」を実践しておられる方へのインタビューを紹介します。実例を知ることで、あなたのお子さんへの教育のヒントにしていただければと幸いです。
ぽんぽこ
この記事の内容は?
お子さんの年齢を教えてください
現在12歳(10歳から1年間学習)です。
スクラッチとPython
現在12歳の娘へ、10歳の時になりたての時に、「スクラッチ」という子供向けのプログラミング言語と「Python」(パイソン)という比較的簡単なプログラミング言語を教えました。
なぜ、この2つのプログラミング言語を使って、プログラミング教育をしようかと考えたと言うと、娘の友達ですでに「スクラッチ」を覚えていた子がいたからです。
その子の話の影響で娘がプログラミングに興味を持ったのです。実は私自身もC言語を少しかじったこともあり、いろんなものは、コンピュータ言語で動いていることを、一番わかりやすい子供向けのプログラミング言語で、教えてやりたいと考えたからです。
中学受験に影響がないようにプログラミングを学習
中学受験のことがありましたので、実際にこの二つの言語の学習期間は1年です。どのように勉強させたかというと、創元社という出版されている「10才からはじめるプログラミング図鑑」(2800円+消費税)でを買ってきたのみで、家のパソコンを使って、本を親子で見ながら勉強させました。
10才からはじめるプログラミング図鑑: たのしくまなぶスクラッチ&Python超入門
本だから学習コストは安い
費用としては、我が家の場合は本代のみです。丁寧に例を使ってのプログラミング例でプログラムの説明をしてくれていましたので、親でも理解しやすく、応用例をお題として出したこともあります。
プログラミング教育で苦労した点
プログラミング教育をしてみて苦労した点は、Pythonが英語であるということです。スクラッチは、日本語版が出ているので、教えやすかったのですが、Pythonは英語が必要です。
しかし、スクラッチでプログラミングをマスターしていれば、Pythonが英語なのにも関わらず、知らず知らずに勝手にプログラミングを勉強していました。
子どもにプログラミングへの興味を持たせるには?
プログラミング教育のコツといいますか、興味を持たせるには、まず親がその言語の本を見て、実際に組み立ててみて、どんな動きをするかを検証することだと思います。実際に、親御さんがやってみて、親御さんが楽しんでいると、お子さんも興味を示します。
それとありがちなことは、確かにこれからはプログラミング教育が強化されるという話が出ていますが、簡単なプログラミング言語である「スクラッチ」や「Python」から入らないとなかなか難しいのではと思っています。
ひとつの動作をさせるにはどういう言語を組み立てなければいけないかという理解が難しいので、実際に画面を見てみて「あれれ?」とびっくりされるかもしれませんが、まずは、簡単なプログラミング言語から興味を示した時点で始めるといいです。
子どもにとってプログラミングは英語の学習にもなる
ちなみに、この言語については、世界の友達と共有してひとつの楽しいプログラムを組むというプロジェクトがインターネットで開かれています。
ということは、同時に英語などの多言語を覚えるというお得感があります。プログラミング教育は、今後は、国の教育の方針で強化されるようですが、「スクラッチ」や「Python」を少しかじっておくと学習がしやすいかもしれません。
どういう言語での教育があるかはわかりませんが、組み立て方は全く同じですので、お子さんの興味度に合わせて、親子で「あーでもない。こーでもない。」と楽しみながらやってみると良いですよ。
ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。
10歳のお子さんにプログラミング教育をされているママさんの事例を紹介しました。親子で一緒に書籍を使った学習でした。これなら低コストで学習が進められますね。
是非あなたの家庭のプログラミング教育の参考にしてくださいね。
ぽんぽこ