こんにちは。ぽんぽこです。
PyQ(パイキュー)というプログラミング学習サービスが話題ですね。ご存じの方も多いのではないでしょうか。2017年4月12日にスタートした学習サービスです。
PyQ(パイキュー)ではPythonに特化した学習が可能です。プログラミング学習サービスにまたまた面白そうなものが加わりましたね。
プロフェッショナル集団が運営しているというのが何気にすごいことだと思います。運営のビープラウドって業界では有名ですよね。業界トップレベルの技術力をもった方々のサポートが受けれるというのも大きな魅力です。
Python頑張りたい!という人はPyQがオススメです。コードを入力しながら学習を進めていくため、ブラウザだけでOKです。簡単に学習がスタートできます。ゲーム感覚で学習できるため楽しく勉強できます。書籍を片手に画面に入力していくといったこれまでの学習スタイルが煩わしいという人にもPyQは向いているでしょう。
実は、このPyQはPython3エンジニア認定基礎試験の参考教材にも推薦されています。そのため、PyQでPythonを学習した後に、そのまま試験にチャレンジするのも良いでしょう。実力の確認にもなりますし、合格できれば自身にもなり一石二鳥です。
ということで、前置きが長くなりましたが、今回はPyQ(パイキュー)の紹介と実際にやってみたレビューを記事にしました。
PyQ(パイキュー)
PyQ(パイキュー)とは?
PyQはプログラミング初心者にも優しく、また実務的なプログラミングを段階的に学べることを目指し、開発されたオンラインPython学習サービスです。
PyQの主な特徴は?
- 150時間でエンジニアになれます。目安の学習時間がわかると、学習計画が立てやすくなりますね。
- 作りながら学べるので、プログラミングを体で覚えられます。プログラミング書籍を読んだだけでわかった気になってしまって、いざコードを書こうとすると何も書けない・・・という人もいます。それでは意味がないですよね。実際に入力しながら学習が進められるのでそのような心配はありません。
- 実務に近い学習コンテンツと模範解答で、仕事の感覚が掴めます。初心者レベルで終わることなく、あなたの次のステージで生かせる学習が可能です。
- 400問以上の豊富な問題で、初心者から中級者まで学べます。
- ブラウザーだけあれば、他にインストールなしに学べます。ブラウザーを開けばいつでもどこでもすぐに学習をはじめられます。
- 学習コンテンツが自動で最新版に更新されます。これはオンラインサービスの強みですね。書籍だとアップデートは出来ませんし。常にフレッシュな情報で学習できます。IT業界は変化のスピードが早いのでこれは何気に重要なことです。
- 今、人気急上昇中のPythonを深く学べます。Pythonの初級レベルを学ぶサービスは増えてきましたが、もっと深いところ、つまり中級レベルまで学べるサービスは本当にレアです。
Python3エンジニア認定基礎試験の推薦教材
PyQは一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会の推薦を受けています。「Python3エンジニア認定基礎試験」を開催している協会ですね。
この「Python3エンジニア認定基礎試験」は短期間でPythonを体系的に学ぶのに役立ちました。(←私も取得しました!)
PyQで学習した後はせっかくなのでこの認定試験を受けてみるのも良いかも。CBT試験なので好きな時に全国の会場のパソコンから受験できます。
モニターテストの結果、PyQの目安学習時間が判明
モニターテストでは未経験の方が平均150時間の学習で実務で仕事ができるレベルになったとのこと。
150時間ということは、大体以下のような計算ですね。
- 1日2時間勉強すれば 150/2 =75日
- 1日3時間勉強すれば 150/3 =50日
実際は毎日学習するのは困難な人もいるでしょうから、本気で頑張れば大体2~3ヶ月で習得できると考えておけば良いかもしれませんね。
あなたは1日どれくらい学習に時間を確保できますか?毎日が厳しい場合は土日などの休日でがっつり学習しても良いでしょう。この目安150時間から逆算して学習計画を立ててみてください。
400問以上のクエスト
PyQには400問以上の問題(クエスト)があります。この400というのもパンチが効いていますね。
実際のクエストの一覧はこちらから閲覧可能です。⇒ クエスト一覧 – PyQ
初心者の味方!Webブラウザですぐ学習可能
また、ブラウザさえあればすぐに学習を始められるのは最近のオンラインプログラミング学習サービスではマストですね。初心者ははじめの設定で挫折する確率も高めのため、なるべくすぐにプログラミングに触れてその楽しさを体感した方が絶対学習が進みます。面倒な初期設定は必要なしっ!
人気のPython(パイソン)
PyQ(パイキュー)では人気のプログラミング言語Python(パイソン)がオンラインで学習できます。Pythonは流行りの人工知能関連のライブラリが豊富だったり、初心者にも扱いやすい言語のため、近年人気が出ているプログラミング言語です。AI、機械学習、ディープラーニングという言葉もよく耳にするようになりました。アメリカの大学でも最も人気のプログラミング言語です。
また、プログラミング言語別の年収ランキング的なものでもPythonは高めの傾向ですね。
一方で、(最近は増えてきましたが)他の言語に比べPythonを解説する情報ってネット上などでも意外に少なかったりします。困った時に海外の記事を苦労して漁ったという経験をした人もいるのではないでしょうか。PyQ(パイキュー)は日本発のサービスのため日本語です。安心してください。
さらに、Webフレームワークのdjango(ジャンゴ)を学べるのも結構なインパクトがあります。djangoはPython向けの便利なWebアプリケーションフレームワークなのですが、日本ではなかなか情報も少なく初心者には学びにくいという現状がありました。私はdjangoが日本のサービスで学べることに結構驚きました。。。(私は以前djangoを学習した際に苦労した経験があるので。。。汗)
追記:機械学習、データ分析を学べるコンテンツが追加!
早速PyQが進化しました。機械学習、データ分析が学べるコンテンツが追加されました。最近のトレンド技術ですね。初心者でも一から学習できるようになっています。
私もやってみようと思います。その際はまたレビュー記事を書いてみますね。
このコンテンツの特徴です。
- 初心者でも1から機械学習、データ分析を学習できる
- プログラミングの簡単な文法から積み上げ式で学習できる
- 機械学習、データ分析で 業界標準の実行環境「JupyterNotebook」に対応
オンラインで学べるのはウレシイ!
カリキュラムは以下のような構成です。
- Jupyter Notebookの使い方
- pandas体験
- pandasのデータ構造
- データ処理
- はじめての機械学習
- ロジスティック回帰
- 前処理
- 決定木
- SVM
- 機械学習・演習
初心者から実務レベルまで段階的に学べる
PyQ(パイキュー)では初心者はもちろんのこと、その次のステップの「実務的なプログラミング」も学べます。これは本当にありがたいですね。職業としてプログラミングを扱いたい人には嬉しいサービスです。しかもそればオンラインで学べてしますのだからすごいです。
プログラミングを学んだは良いけれど次は何をすれば・・・と路頭に迷ってしまう学習者もいると思います。そんな方にもオススメです。
こんな人にオススメ
- プログラムをはじめて学びたい未経験者
- 本、動画、他のオンライン学習システムでプログラムを学習することに挫折したプログラミング初心者
- プロのプログラマーを目指している方
運営はプロフェッショナル集団のビープラウド
先に紹介しておけばよかったですね。。。PyQ(パイキュー)を運営するビープラウドについての紹介です。
「PyQ™」は、プログラミング初心者にも優しく、また実務的なプログラミングを段階的に学べることを目指し、開発されたサービスです。WEBブラウザーがあればインストールなしに学習を開始できる。実際にプログラムを書き、動かしながら学べます。そのため、プログラミングを体で覚え、上達が早まるように設計されています。学習するプログラミング言語は、人気急上昇中のPythonです。ビープラウドは、このPythonを2008年からいち早く開発用プログラミング言語として採用し、ノウハウを社内に蓄積してきました。ビープラウドでは対面型研修を2014年から提供し、大手メーカー、外資大手通信機器メーカーなどから好評価をいただいています。 「PyQ™」は、ビープラウドのPythonノウハウと経験をつめこんだオンライン学習サービスです。
引用:「90日で稼げるプログラマーに」オンライン学習サービス「PyQ™(パイキュー)」を販売開始
このビープラウドで実際に開発を行っているエンジニアのサポートを受けられるというのは、かなりすごいサービスのような・・・なかなかそんな機会ってないですよねぇ(^_^;)
公式サイトにビープラウド代表の佐藤治夫氏、プロダクト担当の清原弘貴氏、 カリキュラム担当の大村亀子氏の熱い想いも掲載されていますので目を通してみてください。
オンライン学習サービス「PyQ™(パイキュー)」(開発者の想いはページの下の方にあります。)
PyQの料金・プランは?
PyQ(パイキュー)は月額制です。月の途中で辞めても現在のところ日割り計算で返金してくれるようなので良心的です。
個人向けプランと、チーム向けプランが用意されています。個人で学習するのはもちろんですが、企業の新人教育やスキルアップ教育に活用するのも良いと思いました。
個人向け料金プラン
- ライト 2,980円
- スタンダード 7,980円
- メンター 29,980円
- プレミアム 98,000円
企業向けチームプラン
- チームライト 34,800円
- チームスタンダード 84,800円
- チームメンター 298,000円
プランによってサポートが異なる
下記はプレミアムの場合のサービス一覧です。プレミアムだけあって全部盛々です。
- PyQの利用
- メールサポート
- メンター
- チャットサポート
- オフライン相談
- 追加課題とレビュー
- プレミアムサポート
ビープラウドのエンジニアのサポートが受けれると想像するだけでテンションが上がります。^^;
料金やサービスの詳細はこちらのページの一覧表をご確認ください。
最安のライトが多めかなと思いましたが、Pyrhonのプロに指導してもらえる数少ない機会ということで、サポート付きのスタンダードコースや、メンターコースも人気のみたいです。
実際にPyQに登録してやってみました
百聞は一見にしかず、というわけで実際にPyQを体験してみました。
まずはユーザー登録
ユーザー登録は簡単でした。
- ユーザー名
- メールアドレス
- パスワード
を入力するだけでした。
プランを決めてクレジットカード決済
今回は「個人ライトプラン」で申し込みました。1ヶ月2,980円のプランです。サービスとしてはクエストのへの挑戦だけですね。その他のサポートが受けたい場合は上のプランを検討しましょう。
プランは4つです。もう一度掲載しますね。
- ライト(2,980円/月)
- スタンダード(7,980円/月)
- メンター(29,800円/月)
- プレミアム(98,000円/月)
メンターは「満員御礼」とのこと。すごい人気。。。
決済後は領収書もダウンロードできました。
ちなみに、ログイン後の管理画面内にも記載がありますが、やめた場合は日割りで返金されます。日割り計算なので良心的です。やめるには管理画面内にある「購入をやめる」ボタンから手続きできます。
それではいよいよ学習スタートです!
クエスト開始!
執筆時点では大きく3つにカテゴリ分けされています。
それぞれをクリックすると、オンラインエディタが表示され各クエストがスタートとなります。
左の画面がクエストの問題、右の黒い画面がプログラムを入力する画面です。
プログラムは右上の「実行」ボタンで動作させることが出来ます。また、青い「判定ボタン」で正解か不正解か判定できます。
実行結果やエラーなどは右の画面の下側に表示されます。
※上の方でも紹介しましたが実際のクエストの一覧はこちらから閲覧可能です。⇒ クエスト一覧 – PyQ
上記のそれぞれのブロックをクリックしてもクエストに進めます。
はじめからひとつずつクエストをこなすのも良し、ピンポイントで学習するのも良し、お好みで学習できます。
ゲーム要素もあった!
終わったクエストがマップのように塗りつぶされたり、「活躍度」というスコアがあったりと、学習した分だけ可視化されます。(GitHubっぽいですね。)こういった要素は最近のサービスでは当たり前のようにありますね。やはりモチベーションの維持やアップというのは学習では重要ということなのでしょう。
それにしてもこのシンプルなマップ良い感じですね。なんだか昔やったスーパーファミコンやファミコンを思い出します。(ぽんぽこはアラサーです。^^;)この2D感好きです。
Python初心者ははじめからでOK!
Python初心者の人はPyQに身を委ねて、はじめから黙々と進めて行きましょう。printやif文など基本的なところから押さえていきましょう。
初級以上の方も楽しみながら中級レベルを目指せる!
クエスト一覧でカリキュラムを眺めると、会社でやる研修のようなノリのものまであってPyQはオンライン学習サービスでは突出してより高いレベルに踏み込んでいます。
確かにこのカリキュラムをこなせば初級ではないですね。中級以上だと思います。
(なんだか今後、企業の研修でもどんどんこのPyQが使われていくような気がします。)
この記事の執筆時点ではまだ準備中になっているものも多いですが、クエストの終盤の「仕様からの機能開発」の項目も興味をそそります。
- Web API
- Web画面(チケット販売サイト)
- データ集計処理
- メール一括送信
- スクレイピング
ね!わくわくしてきませんか!^^
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回はPyQ(パイキュー)の紹介と実際にやってみたレビューを記事しました。
類似・競合になりそうなサービス
PyQの競合はやはりProgate(プロゲート)ということになるのでしょうか。同じオンライン上でプログラムを入力して学習を進めるスタイルです。Progateはたくさんの言語が学べます。一方、PyQはPythonのみですがその分深いところまで学ぶことが出来ます。
Progate以外だと、人気のプログラミングスクールのDive into CodeのエキスパートAIコースでしょうか。こちらはPythonを使ってハイレベルな人工知能が学べるコースです。このAIコースも話題になりましたよね。
他にもAIやデータ分析が学べるスクールが続々登場してきています。以下の記事にまとめました。
初心者にも、それ以上を目指す方にも
Python初心者の方はもちろん、それ以上のレベルを目指す方にもやりごたえのあるオススメのサービスです。2017年4月12日にリリースされたサービスですので、これからどんどんパワーアップしていくことが期待できます。
PyQが気になる方は、公式サイト内のクエストの一覧や受講生の体験談を見ることをオススメします。あと、開発者の熱い想いを読むのも忘れずに。実際にどんな感じかチュートリアルをやって確認するのも良いでしょう。
↑チュートリアルの開始画面
今回私も有料会員になったので、時間を見つけてPyQのクエストを進めます!また感想など当サイトでアップします!
ではでは~!