こんにちは。ぽんぽこです。今回は小学生から中学生にかけてプログラミングを学習させたママさんの体験談を紹介します。
このシリーズでは、子どものプログラミング教育に関して実際にお子さんに「何かしらの教育」を実践しておられる方へのインタビューを紹介します。実例を知ることで、あなたのお子さんへの教育のヒントにしていただければと幸いです。
ぽんぽこ
小さい時期は遊びながら学ぶことが大切
もともと私からプログラミング教えようと思ったわけではなく、私がHTMLを使っていたことがきっかけで子供が興味を持ちました。当時は小学校低学年だったと思います。
その時、私の持っていた古い本を見せながら、HTMLの考え方について教えました。学習期間は現在も自分で継続していますから7年くらいになると思います。
学習方法は、まずは私が自分の持つサイトのソースを見せて説明したところから始まり、その後は夫にバトンタッチ。VBの本などを買い与えると子供が喜んで自分で読み始め、家族全員が自分のPCを持っていたため子供も自分のPCを使いネットで調べて色々と作っていました。
中学1年生の夏には、プログラム未経験の友達も誘ってLife is Tech!(ライフイズテック)に参加させました。
数日間、朝から夜までみんなで作品を作り上げ、さらにプログラミングが好きになったようです。その際の料金は7万くらいかかりました。スクールではなくキャンプで5日間通わせました。高額だなぁとは思いましたが、夏の思い出として、また勉強としては損はなかったと思っています。
プログラミング教育をしてよかったのは、現在は私がわからないことの殆どを子供が手伝ってくれることです。家電からPCまで何に対しても怖さがないというか、しっかり理解すれば子供でもできるという自信を持っています。また現代らしくネット上での交流も楽しめているようで良かったと思います。
その反面、好きなことしか取り組まない性格もあってプログラミングしかやらない、という困った状況です。プログラミングのおかげで英語の成績だけは学年トップ、それ以外は全然…という状況です。
教えるのに苦労したということはありませんでした。私の分かること以上のことを子供自身がやってしまっているので、むしろ私が教わる立場になってしまっています。
コツは子どもに楽しませること
教育とは言えないかもしれませんが、コツとしては楽しませることです。我が家ではもともと輸入物のTVゲームで一緒に遊ぶことが多かったので、攻略本も輸入した英語のものでした。最初は絵だけを見て文章を理解できなくても、楽しければ良いのです。そういったことが現在に繋がっていると感じています。
親子間のコミュニケーション
これから、教育を行いたい方が早めに取り組んでおいてほしいのは「親子間のコミュニケーション」です。近頃、口下手で自分の気持ちを表現できない親が増えています。そうなると、親子間の意思疎通が難しくなりますし信頼関係もなくなってしまいます。
すると親が望むこと、子供が望むことがお互い分からなくなるのでプログラミングをやってほしいと思っても一緒にどうすれば良いのかを考える時間さえ作れませんし、その結果、親が一方的に子供に押し付けることになります。ですから小さい頃からしっかりと、親子間で気持ちを伝え合うという根本的な対策は重要です。
また、親がゲーム感覚で子供に文字を教えたりアルファベットを教えることも大切です。教育の専門家は親の介入を嫌うかもしれませんが、親子での「ただの遊び」なのですからそれを通して少し早めに英語に慣れておくと良いかもしれません。
塾の先生いわく、「全ての学習能力は国語の偏差値で決まる」のだそうです。国語の偏差値は一定の時期に達すると伸びなくなります。では、それまでどうやって伸ばすのかというと「会話力」なのです。読む力、理解する力をつけることで数学が伸び、数学が得意な子供は英語が得意な傾向がありますのでおのずとプログラミング言語の理解力へと繋がっていきます。
こうして今回私が書いたことをを眺めると、「勉強ばかり」に見えるかもしれませんが、特に小さい時期は遊びながら学ぶことが大切です。子供が、新しいものへの興味を示すようになるためには、苦手だからといって親がサボっているわけには行きません。最低限、親もPCに慣れておく必要があると思いますよ。
ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。
小学生から中学生にかけてプログラミングをを学習させたママさんの体験談を紹介しました。
是非あなたの家庭のプログラミング教育の参考にしてくださいね。
ぽんぽこ