Hour of Code(アワーオブコード)でプログラミング教育を行っているママさんの体験談

こんにちは。ぽんぽこです。今回はHour of Code(アワーオブコード)でプログラミング教育を行っているママさんの体験談を紹介します。

このシリーズでは、子どものプログラミング教育に関して実際にお子さんに「何かしらの教育」を実践しておられる方へのインタビューを紹介します。実例を知ることで、あなたのお子さんへの教育のヒントにしていただければと幸いです。

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それではスタートです!

「Hour of Code」でプログラミング学習!

プログラミング教育で論理的な思考を

論理的に

  • 物事を考える
  • 説明できる
  • 行動できる

ようになるには、順序立てて考える力が必要です。このような力を育てるためにプログラミングがちょうどよいと思いました。

プログラミングと言うと、理科系の高校生や大学生のイメージがあると思いますが、それは、比較的高度な処理を必要とする機能を実現させることが目的であるためです。

論理的な思考力を訓練するのであれば、そのような高度な内容は全く必要でありません。一般的なプログラミングに関する書籍のほんの障りの部分だけで十分です。

最初の内は、細かい命令(プログラミング言語の文法)に関しては必要ではなく、いわゆるフローチャートと呼ばれる図記号により処理の流れを書く部分だけで大丈夫だと思います。

より深く興味を持つようであれば、文法を学べばいいと思います。

「Hour of Code」か「Scratch」か?

では、どのような教材を使って勉強すればよいでしょうか?

私の息子は小学1年生のときに、はじめて取り組むことにしたとき、いろいろと検討した結果、「Hour of Code」で行うことにしました。

■Hour of Code

「Scratch」も「Hour of Code」もブラウザ上で実行でき、無料でできる教材です。(ユーザ登録が必要な場合もあります)

両方ともブロックを組み合わせていくだけで、画面上にキャラクターを表示させて動かしたりすることができます。ブロックは、機能ごとに色や形が分けられているので分かりやすくなっています。

また、ブロックには、日本語で説明も書かれているので、少し教えるだけでいいです。

■Scratch

「Hour of Code」と「Scratch」の違い

「Hour of Code」と「Scratch」の違いは、進め方の違いです。

「Scratch」は自由にプログラムを作るのに対し、「Hour of Code」はチュートリアル型であるということです。

「Scratch」は自由にプログラムを作成できるので、市販されているようなゲームも作ることが可能です。

しかし、初めて学ぶ子供に対して、自由に作りなさいと言ってもなかなかできないと思います。課題に取り組ませるためには、指導者があらかじめ作成しなければなりません。

理解度に応じて、様々な課題を作成するのは大変だと思います。

「Hour of Code」は親が面倒を見やすい

一方、「Hour of Code」は課題があらかじめ設定されており、それを順番にクリアしていく形式となっています。簡単な内容から本当に本当に少しずつ難しくなるように設定されています。

1ステージあたり10個程度の課題が設定されており、最後にはテストもあります。操作方法さえ理解させれば、後はつまづいた時だけ声をかけるだけでいいです。

我が家では「Hour of Code」を選択

このような理由から、「Hour of Code」に取り組ませました。私が、教えたのは最初の数回と、新しい機能が出てきたときの数回だけです。それ以外は、勝手に自分でやっていました。

ディズニーのキャラが含まれていたり、プログラムを書いた行数が表示されるのですが、それがどんどんと増えていくのが良かったようです。

プログラミング学習の導入には「Hour of Code」が良いかも

いろいろな考え方があるかと思いますが、導入としては、「Hour of Code」のように、ある程度道筋を与えたほうがいいと思います。

その後、「Scratch」のように自由にプログラムができるものに移行するのがいいのではないでしょうか。ここまでくれば、論理的な思考能力の基礎は十分にできていると思います。

少し先に行くなら・・

さらに、本格的なプログラムをしたいというのであれば、次のステップとしては、ブロックを使うのではなく、命令を書いていく方法に移行すればいいでしょう。

例えば、「HSP」などが比較的簡単にできると思います。中学生であれば十分に使いこなせるでしょう。

もっと先に行くなら・・

命令を直接書くようになると、習うより慣れろの意味買いが強くなる側面があり、楽しく感じられない部分が出てくることがあります。

このような部分を補完するためにも、最初にブロックでプログラムを作らせて、命令のイメージ持たせる方がいいと思います。

論理的に考える力を育てることは難しく、子供によって差が大きく出ることがよくあります。ですが、ゆっくり進めればきちんと育っていきますので、あせらることなく一緒に取り組んでいけばよいと思います。

ありがとうございました!

いかがでしたでしょうか。

Hour of Code(アワーオブコード)でプログラミング教育を行っているママさんの体験談を紹介しました。

とても丁寧にお答え頂きました。

Scratchの名前をよく聞く方も多いと思いますが、Hour of Codeも検討する価値がありますね。

是非あなたの家庭のプログラミング教育の参考にしてくださいね。


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ABOUTこの記事をかいた人

ぽんぽこ

ぽんぽこです。数年前、会社に通いながらも頑張ってプログラミングスクールで学びました。私が利用したのはCodeCamp(コードキャンプ)です。なんとプログラミングを覚えたらころころと人生が変わっていって、現在は 外資系4大IT企業 に転職できました。今でも毎日勉強の日々ですが、このサイトで少しでも役立つ情報を提供できたらと思っています。プログラミングって難しそうだな...と思ってもとりあえずやってみることが大事!行動しないと現状は変わらない!▶自己紹介はこちら
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